<映画>「突然炎のごとく」

好きな恋愛映画を5本挙げろと言われたら、これも入れてしまうかも。この文を書くために先日観直したんだけど、観るたびによくなってくる。

第一次大戦前後のフランスで、文学青年ジュールとジムが出会い意気投合する。ある日、二人の前に一人の女性カトリーヌが現われ、一目で心奪われたジムは彼女と結婚する。だが奔放な彼女は、結婚生活に縛りつけておける女性ではなかった……ストーリーを一言で説明するのはムズカシイな。

カトリーヌを演じるジャンヌ・モローがなんと言っても素晴らしい。劇中、ジムが彼女を評して「決して美人でも、聡明でも、誠実でもない。だが、あれこそ女だ」と言うのだけど、うなずけるなあ。こういう女にひっかかっちゃったら、もとい、ホレちゃったら、心の平穏なんてモノはもうあきらめなきゃいけないだろう。そんな、カルメンみたいに恋に妥協しないファム・ファタール(宿命の女)を、モローが見事に演じている。

学生の頃、ジュールとジムとカトリーヌが競走するシーンを真似したりして遊んだりした。あの頃は若かったなあ。

次は「く」で始まる映画です。