<映画>「地獄に堕ちた勇者ども」

ワーグナーのオペラに譬えられることもあるが、このプロットは「マクベス」ではないかと思う。
謀略と姦通、暗殺によって鉄鋼王の座を手に入れる主人公は、まあこの人しかいないだろうなというダーク・ボガード。しかし結局は、オイシイところはすべてナチスが持って行ってしまう。ナチスがこんなにオソロしく見える映画は他にない。ヴィスコンティ会心の一作。この作品と、次作「ベニスに死す」の時が、この人の絶頂期だったと思う。「白夜」も好きだけど。

ヘルムート・バーガーが少女を強姦して殺しちゃう変態息子の役。コイツに殺されちゃう女の子がホントにカワイイんだ。「暗殺のオペラ」の時にも書いたけど、ぼくはこの子を「映画三大美少女」の一人に入れている。この映画の後どうなったのかな?

次は「も」で始まる映画です。