<映画>「荒野の決闘」

数あるジョン・フォード西部劇の中でも「駅馬車」と双璧をなす名作。どっちを取るかと言われたら、俺は迷わずこっちを取る。

ヘンリー・フォンダ演じるワイアット・アープもイイんだけど、やっぱり儲け役はドク・ホリディなんだよなあ。
インテリで優秀な医師だったが、病に侵され酒で身を持ち崩した名うてのギャンブラーにしてガンマン……まるで映画のために生まれたかのような、西部劇屈指のキャラクターを、ビクター・マチュアが濃い顔で好演している(濃い顔は別にどうでもいいか)。

主題歌はトラッドソング「いとしのクレメンタイン」。このクレメンタインが、
ドクを追いかけて来た元婚約者の名前になっている。ワイアット・アープはこの人が好きになっちゃって、でも言えなくて、ラストで別れ際に「クレメンタイン、いい名だ」なんて言って去って行くところがなんとも男の純情なんだけど、でもクレメンタインて名前、長くて呼びにくくないか。

次は「う」で始まる映画です。