<映画>「裏窓」

「映画」というものの概念を知らない異星人とコンタクトすることになった場合、「これが映画です」といって見せるのにもっとも相応しい映画はこれではないだろうか。

もともと映画とは「他人の人生をのぞき見する」ようなものだけど、この映画ではさらに、主人公の目を通してのぞき見をするという二重構造になっている。ただそののぞき行為が興味本位のものでなく、あくまで人間に対する情愛とユーモアがカンジられるものになっているところがさすがにヒッチコック。グレース・ケリーの美しさは映画界における奇跡の一つといっていいのでは。

次は「ど」で始まる映画です。