1991年 「リバイバー〜十五老人漂流記」
 脚本・演出:羽広克成 脚本協力:小野雅史
 ツール ド フォース  3月1日〜3日 於:シアターVアカサカ

ぼくにとってはあまりイイ思い出のない作品になってしまった一本。

まず企画の段階で羽広が「全員が老人をやる芝居をやりたい」と言ったのに対し、この回脚本担当のぼくが(そう、この頃脚本は交代で受け持っていたのだ)「『十五老人漂流記』はどうだ?」と発案したことで始まったが、台本作りが難航した。

三稿か四稿まで書いたが羽広の気に入らず、とうとう「あとは好きに直してくれ!」と放り投げてしまった。何が彼の気に入らなかったかと言うと、「これならホントの老人がやった方がいい。俺たちがやる意味がない」とのこと。「プロムプター」の時から思ってたけど、つくづく座付作者にはなれないなあと思った。

ぼくの役は耳の遠いトーさんというあまり出番のない役で、この頃はなんか暗かったなあ。

※この公演の3〜4ヶ月後、ぼくは肩の手術のため入院し(骨腫瘍だった)、次の公演の稽古の初め頃は腕を吊ったまま参加することになった。