1997年 「新撰組/維新士」
 作・演出:羽広克成
 ツール ド フォース  2月20日〜3月2日  於:東京芸術劇場小ホール1

チャンバラ物第三弾。新撰組と維新志士たちとの対立を描く一本のストーリーを、それぞれを主役に据えた2本のドラマに仕立てての連続上演。今回「アドベンチャーミュージカル」のタタキ文句が取れたのは、歌が「ええんじゃないか」一曲だけで、もはやミュージカルとは呼べなくなったため。

俺の役は長州藩士・桂小五郎。「維新士」の主人公である。乞食の格好で、開演前から客席を回って食べ物もらったりした。そこへ志士たちが一人一人集まってくる。と、乞食は志士のリーダーに豹変し「幕府を討つ」のシュプレヒコール。このオープニングは結構ゾクゾクした。

「まさしくんR」にも以前書いたけど、同じ一つの流れを持つ2つのドラマなのだが、テイストは随分違っていた。かたやカラッと明るい(暗い所もあるけど)青春グラフィティ、かたや陰謀渦巻く革命劇。この違いに気づくまでに時間がかかったなあ。
あと、土方歳三(嶋田ひろし)との一騎討ちにはやたらに力が入って、周りで見てる人たちがハラハラしてたとか。すみませんでした。

ツールドとして、最初で最後のサントラCDを作ったりした。