祭は終わりぬ、されど夏は続く

2004.7.31

ショーGEKI夏祭りが終わりました。とにかくアツイ一週間でありました。おアツイ中ご覧下さった皆様、ありがとうございました。

ではいつものごとく、公演を振り返って書いてみよう。


1.メンズライブ「ダンパチ1st」

まずはネタ作りの話から。

今回のライブの基本コンセプトは「8人全員がどのネタにも出る」というものであり、ネタ作りの上ではまずここが枷となった。

ハムとやったショートスリルにしてもそうだけど、やっぱぼくが作りやすいのは、小人数で、セリフ中心で進めていくタイプのネタなのだ。でもメンズライブが指向するのは、今回で言うなら「メンズエステ」「ミュージカル劇団トーテムポール」「男塾ラッセーラ」などの団体ネタなのだよなあ。そんなわけで、今回はネタ作りで貢献することが出来なかった。でもまあ、これで勝手がわかった。次回は作りますよ。

今回、ぼくがメインどころというか、狂言回しとして働いたのは「あうん寿司」「10時10分の男」の2本かな。このうち「10時10分の男」はパンチョDEポンゴの頃からやってるネタ。以前は5人でやってたのだが、8人で、しかも全員男になったことによって、迫力とアツクルしさが増したろうか。「あうん寿司」では今回唯一の主役をやった。「何がイカん?」という、今回2つしかないダジャレのうちの1つに、かなり力入ったな(あと1つは「メンズエステ」の「おのマッサージ」)。個人的に今回よくできたな、と思うのは「メンズエステ」の時の笑顔かな。

ともあれ、メンズ初のライブ「ダンパチ」は大好評のうちに幕を閉じることが出来た。「ダンパチ2nd」は2/3〜6である。大魔王が終わってあまり間がないぞ。ネタのストックしとかないと。


2.「スリル」

今回の「スリル」は2000年に上演した「スリル レッド」の再演である。前回、登場人物は9人だったが、今回はショーGEKIメンバーに合わせ7人に書き直された。

書き直しがいい方に作用したのだろう。キャラクターがわかりやすくなり、かなり面白くなった(あけちの役が、妊娠中にもかかわらずビール一気飲みしたりするのは?だけど)。

ただ、よくまとまってはいたのだけど、そこからさらに抜け出ようというモノはなかったかな。この「スリル」とは、「まさか、そんなことあるわけない」を「いや、そうに違いない、どうしよう!」まで持って行かなきゃいけないという、無から有を生み出すキワミのような話であって、すべては役者の力量にかかっているのである。今回みんなよくやってて、一応ナットクはできたのだけど、ドキドキのあまりホントに狂いかける人とか出てくると、異様なテンションに包まれて芝居はさらに説得力をまし、文字通り「スリル」満点になるのだろうなあ、きっと。

今回は良くも悪くもまとまっていたカンジであった。エンタテインメントとしては充分合格点いったと思うので、今後、若手諸君のさらなるステップアップを期待したい(なんかいけすかない評論家みたいだな)。


3.「スリル」お嬢バージョン

これは一言で言ってファンタジー。「スリル」というよりは、「スリル」の世界を借りたお嬢たちのための(お嬢たちにしか出来ない)ストーリー。歌も踊りもなく、芝居だけで90分というのはお嬢にとって初めてだったのだが、よくやっていたと思う。仲良くケンカしてたよ、トムとジェリーみたいに(なんのこっちゃ)。ナマナマしさがいいカンジでオブラートされてたと思う。あれよりナマナマしいと、ちょっとひかれちゃったかもしれないけど。

 

ということで、ショーGEKI夏祭りは終わった。ぼくにとっては、5月のライブ、6月のワンダーランドと続いた怒涛の3ヶ月の終わりでもある。全部観て下さった皆様、大変ありがとうございました。1つでも観て下さった皆様、ホントにありがとうございました。そして残念ながら1本も観られなかった皆様、12月の大魔王でお会いしましょう。

さて、大魔王始動まで2ヶ月半、なにしようかな。