夏祭り、屋台付き

2009.8.6

だいぶたっちゃいましたが、ショーGEKI下北夏祭り2009が無事閉幕しました。ご覧くださった皆様、ホントにありがとうございました。ザンネンながらご覧いただけなかった皆様、来月のネオゼネ「THE DEEP」でゼヒお会いしたいと思います。

今回も例によって公演を振り返って書いてみる。
まず「ダンパチセブン」はいつものようにプログラム順に。

「ミスターリカバー エレベーター篇」は比較的サクッと出来たネタ。もっとも勝手知ったるいつものキャラクターものだからね。3つのパートをバラバラにしてプログラムの合間に放り込もうかとも言ってたのだが、まあつなげて正解だったのだろうな。

「団体戦の男達」は実はかなり古く、「パンチョDEポンゴ」初期のネタ。たしか以前はもっと男塾っぽいカンジで、今回は男塾との差別化をはかった。

「ダンパチグランプリ」ある日稽古に遅れて行ったらみんながこのネタ稽古していて、ぼくはア然とした。「おいおい、ここまでやるほどネタに詰まってるのか?」というのが正直な第一印象。ところがフタを開けたらウケたもんなあ。俺もまだまだ笑いがわかってないということか。ちなみに本番中でも言ってたけど、使ってた5台のミニカーは全部ぼくのコレクション。終わった後で見たら結構イタんでるぞ(怒)

「オンラインゲームの遊び方」はもともと、そのものずばり「バイオノハザード」というタイトルだった。展開に苦労してたが、合間のトークで明かした裏話の通り、俺が稽古を休んでる間にあの、俺が文字通り振り回されて終わるというラストになった。俺が劇中でオチ(「ペキン」)しか言わないあのダジャレ、知らない人結構多いんだなあ。

「サムライバーガー」は今までありそうでなかった、ある意味メンズならではのネタ。もともとは、時代劇俳優たちがCM撮影のためにハリウッドに呼ばれたはいいが、日本のことがよくわかっていないスタッフたちに振り回される、という純然たるコントだったのだが、いっそCMそのものを作ってしまえ!とああいうネタになった。毎日14個ものピクルスタマネギ抜きハンバーガーを買いに来られたマック下北沢店、何事と思ったろうか。

「数のない人々」も古いネタ。パンチョでやり、2002年の(一回限りの)ショーGEKIライブでもやった。このネタと「バイオノ」で、今回の俺は振り回されキャラという印象が強かったみたい。

「団体戦の男達ふたたび」に続いてここで日替わりリクエストネタ。今回人気投票で堂々の第一位を獲得したのは実は「ウザイマン」だったのだが、まあ敢えて言うまい。
東工大学園祭だけでやったレアネタ「地震家族」は修ちゃんとの掛け合いがタノシかった。俺のあの「ン?」にはちょっとだけ命かけてた。
やはり難物は「失礼な人々」であった。初演の時と違って、心の声を裏声で表し、後半でそれがひっくり返る、なんて凝ったことしようとするから後々苦しむのだ。リクエストネタばかりを集めた金曜日が初披露だったのだけど、開演直前まで稽古してた。なお、この金曜日だけ、クラブエイジアでしかやってない「ミスターリカバー お葬式篇」をやった。

ラストは例によって「男塾ラ・せーら」。お題を二つにしぼってスッキリしたかな。金曜日のみサトシが学ラン姿で参加。大ラクで久々にとーるにネタ奪われた時はややアセった。

てなわけで、キンちゃん50歳&辻30歳記念となった今回のダンパチセブンだが、かなり結果オーライながらバラエティに富んだ内容にはなっていたように思うのだけど、いかがでしょうか? 少なくとも、メンズの各キャラクターは今回かなり確立してたように思うのだが。

一方「みてあげる」について。
今回のカナメはなんと言っても吉川廣田小林のナーストリオである。狂言廻しにして芝居のカラーを決定づける役ドコロであり、加えて――これはお客さんにはどこまで伝わったかわからないが――人間ではない。結構ムズカシイ役だと思うのだが、最終的にはよくやっていてオモシロイ芝居になった。いつもながらのことだけど、料理の仕方によってはホントに暗くてドロドロした話になりかねない題材だったが、奇妙なコメディとして成立していた。
そして中津川姉さんのステキだったこと。もちろん毎回アテ書きなのだが、今回は特にハマってたな。
われらメンズは「全然ウケない芸人」役で日替わり出演。30秒から1分の全然ウケないネタを披露しなければならないのだが、俺は噺家になり、昔から一度どこかでやってやろうと思ってた「エリザベス朝落語」を披露した。多分こんな機会でもなかったらやることはなかったろうな。ウケちゃいけないというのは、それはそれでムズカシイものなのですよ。

かくして今年の夏祭りも終わり、おかげ様で満員御礼でありました。役者の幟を出したり、劇小さんにワタアメの機械を貸していただき劇場前で配ったりと、ますますお祭感アップな公演となりましたが、おタノシミいただけましたら幸いです。中にはウザイマンを三度もご覧くださった方もいて、ホントにありがとうございました。
今年はショーGEKI十周年の年。11月には久々の大魔王公演「大逃亡」も控えております。下半期もどうぞヨロシクお願いします。

そして、最初にも書きましたが、おのまさしは目下、9/2〜6のネオゼネレイター・プロジェクト「THE DEEP」に向けて稽古中であります。今回は「劇」小劇場を船底に仕立て上げ、そしてやっぱりコワイ話になります。皆様どうぞご覧ください。

では、次回はこの「THE DEEP」のあとで。