2010年、春節の終わりに

2010.03.05

おのまさしあたあ「三國志」ディナーショーが、去る2月28日に全2ステージの幕を閉じました。ご覧くださった皆様、ホントにありがとうございました。ザンネンながら見られなかった皆様、4月の「ドラキュラ」でお会いしましょう。あ、俺出てないんだった。

まず、今回の企画がどのようにして実現したかというと、一昨年のネオゼネ「Desert Moon」の顔合わせで同發に行き、大西さんに同發の社長さんを紹介していただいたのだが、その時大西さんがぼくのことを「この人、一人で『三國志』やったんですよ」と言ったのに対し、社長さんが「あ、じゃあうちでやったらいいじゃないですか」と言ったのがことの起こりだった。そしてこれがすべてと言ってよいかも。あとはぼくとお店のスケジュールが合うのを待ってただけのようなものだから。

以前も書いたけど、ぼくはこの「三國志」という芝居にはコダワっているのだ。
ライフワーク、とまでは言い切らないけど、自らのバカ役者ぶりを証明するための証として、年齢とともに衰えゆく自らの心身に喝を入れるものとして、少なくとも一回では終わらせたくないと思っていたのだ。
しかしそれにしても、こんなに早く再演する機会が来るとは思わなかった。最初は冗談で「せっかくお店でやるんだから、ディナーショーってことでどうでしょう」なんて言ってたが(誰が言い出したんだっけ?)、過去の経験上、口にしたことは大抵実現してきたのと同様、今回もしぜんと実現の運びとなった。

初演時には2時間半あった芝居だが、今回は劉備再婚のくだりを丸々カットし、随所で展開を早くしたので、本番の上演時間は2時間10分弱。それでもあれだけ汗かいてヘトヘトになったというのは、やっぱり一昨年より衰えているのだなあ。二日目は声もヘタってて、貂蝉の裏声が出なかったらどうしようかと思ったが、なんとか出てくれてよかった。
初演の時は開演前に吐きそうになるほどキンチョーしたものだったが、今回は少しだけ(ホンの少しだけ)芝居をタノシむ余裕ができた。だってね、よくよく考えたら、こんな有名な話を一人でやれるなんて機会、そんなにあるもんじゃないからね。あれだけの数の英雄を一人でやれるというのも。結構ゼイタクなことやってるんだなあと思ったら、やっぱりタノシんでやらないとね。

今回もたくさんの人にお世話になりました。
まず、本番数日前に急遽、開演前のライブをやっていただくことになったおのまりさんと、ギター&瓢箪笛のたけさん、ありがとうございました。瓢箪笛なんて聞いたことなかったけど、あの音色はイイですね。歌と演奏のおかげでイッキに豪華なディナーショーになりました。
そして本番スタッフの根岸くん高橋くん松岡さん、素晴らしいめくりの字を書いてくれたショーGEKIの内堀くん、あとお手伝いに来てくれた横浜未来演劇人シアターの皆さん、ありがとうございました。
さらに、今回得難い再演の場を与えてくださった同發の皆さん、ありがとうございました。今後も機会がありましたらヨロシクお願いします。
そして何より、企画の段階から本番までお骨折りいただいた大西さん、ホントにありがとうございました。今回の機会を得て「三國志」という芝居にミガキをかけることができました。何かぼくが必要なことがありましたらいつでもお呼びください。カラダでお返しします。
最後にもう一度、ご覧くださった皆様、ホントにありがとうございました。今後ともおのまさしあたあをヨロシクお願いします。

では、次回は4月の「ドラキュラ」の後で。