ひと足早く、夏終わる

2010.08.03

下北ショーGEKI夏祭り2010が、おかげさまでさる7/26日曜日、全16ステージの幕を閉じました。
ご来場くださった皆様、誠にありがとうございました。ザンネンながらご来場いただけなかった皆様、11月の大魔王公演でぜひお会いしたいと思います。

「夏祭り」を称するようになってから5度目の今回は「ダンパチ8」「大嫌いと叫んだらもっと嫌いになったあの女」の二本立てであった。われわれメンズは「もう泣くもんか〜」以来3年ぶりに女子公演のゲスト出演から解放され(別にイヤだったわけじゃないですが)、「ダンパチ」に集中して取り組むことができたのであった。ま、その分23日金曜日のスペシャルステージがあったわけなのだが。
今回も、公演を振り返って書いてみよう。

ではプログラム順に。
「天使の美容室」は、今回のチラシ撮影でかぶったカツラを、本編でも使えないかと考えて羽広が考案したネタ。とーるのシーチキンCMはかなり浸透してるのかな。

「LOST シーズンオフ」も羽広発信のネタ。無人島の遭難者がみんな笑い上戸だったらどうなるか?という設定で、あとは稽古しながらわりとスムーズにできた。俺としては、自分の考えたタイトルがウケたので満足である。

「ミスターリカバー 海外旅行篇」は、ワールドカップイヤーの今年だから生まれたネタ。リカバーはあらかたやりつくしたかと思ったが、まだあるもんだなあ。

「天下御免 漢 みのるくん」はうっちぃ発案のネタ。後に座ってる俺たちは結構ラクしてたな。ほとんど、とーるのしゃべり聞いて笑ってるだけだった。なお、ダンパチでは初めて女優(もえ)が出演した。

「エイリアンは誰だ?」の前半部分(モノマネが始まる前)は、大昔のパンチョDEポンゴでやったもの。もともとこのネタは「渡部フィルター」というタイトルで辻が書いた(書きかけた)もので、それを羽広があのような形に仕上げた。宇宙船内にエイリアンが出没し、エイリアンにのっとられたかどうかを調べる装置が渡部フィルター(照射すると渡部篤郎のモノマネができる)というのがオリジナルの設定だったので、昔やった「エイリアンは誰だ」というネタを強引に組み合わせたのである。「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」の成り立ちみたいだなあ。なお、俺のマルコ・ポーロのモノマネというのは10年前にテンカトルの稽古場で披露したものだが、まさかこんなところでやろうとは思ってなかった。

「日本マッチョ化計画」は、最初あんなに激しく動くネタではなく、普通の人の動きとマッチョとのギャップで笑わせる、NHK教育番組風のネタだったのだが、キンちゃんの「やっぱり体的にキツいネタやらないとメンズじゃないよ」の鶴の一声でああなった。お客さんが求めてるのも、たぶんあそこなんだろうな。「いきなり『総指伸筋』ていうとこがマニアですねえ」なんて、あるインストラクターの人から言われたけど、それはぼくのせいじゃないですよ。まずネタありきです。
なお、このネタにももえは出演。千穐楽には水着で登場し、メンズをも驚かせた。

そしてタイトルのない「帰ってきたウザイマン(または『ウザイマンハンター』)」。チラシに載ったタイトルで実際にやったのはこれだけである。そりゃチラシに載せちゃったんだからやらないわけにはいかないよねえ。正直行き詰っていた感があったが(そりゃ毎回同じだもの)、これでちょっと今後の展開ができたかな。

今回の日替わりネタは7本。上演順に「マジカヨゲーム」「超能力捜査班」「6人の司会者」「ミュージカル劇団トーテムポール」「コンクリートジャングル」「ハーフに見られないハーフの会」「男たちのセコンド」という、いずれも「マニアック」なネタばかりであった。「トーテムポール」なんてDVD見るまで段取りスッカリ忘れてた。「6人の司会者」はもともと一世がいて「7人の司会者」だったのだ。メイン司会者がとーるだったりして、今だったらこういうキャスティングはしないよなあ。軽く時代をカンジるなあ。ちなみにこのネタ、千穐楽のアンコールでもやりました。俺のイジメられキャラは定着しつつあるのだろうか?

ラストの「男塾ら・セーラ」はサトシ参加。「男らしいアレルギー」「男らしく誘いを断る」「男らしい漢字」ときて、最後は塾長を筆にキャンバスに「8」の字を書いて幕。

今回、チラシのタタキ文句が「俺たちは変わるぜ!」だったので、しぜんとこれがテーマになった。そのために、普段のとーるとみのるの役割を交換した「みのるくん」というネタもでき、ウザイマンハンターも生まれたワケだが、いずれにしてもマイナーチェンジであり、そうそう変わるわきゃないのであった。だがまあ、マンネリ打破にはなったかも。

ちなみに23日のマニアックナイトは、「マジカヨ〜」「超能力〜」「コンクリート〜」を除く日替わりネタ4本プラス、エイジアでやった「ホクロの拳」何年も稽古だけしてるがオチができていないままの「取調べそば屋」辻主演の新作「劇団EX」そのついでに日の目を見た「劇団ラ・シャクレーヌ」(菅原泉出演)プラス男塾スペシャルバージョンというラインアップ。初見のお客さんがついてこられるか心配だったが、まあ、大丈夫だったかな?

「大嫌い〜」についても少しだけ書く。

今回は初めてあけち、こずえの二枚看板で、あすか、ナカツさんは一歩引いた存在であった。内容に関しては、男性客からはやや戸惑いの反応が、そして女性客からは結構深い共感があったようで、こういう反響もオモシロイな。

俺としては去年の「みてあげる」のようなウェルメイドなものが好きなのだが、ショーGEKIが劇団として一歩前進するためには、こういう芝居にする必要があったのだと思う。

とにかくこれで、ショーGEKI2010年の夏は終わった。ふたたび、ご来場くださったお客様、ホントにありがとうございました。スタッフの皆様、大変お世話になりました。メンバーのみんな、お疲れ様でした。今年はあと一本あるぞ、ガンバロウ。

ではまた。次回は秋公演のあとで。