ダンシチ、ダンパチになる

2011.8.3

2011年ショーGEKI夏祭りが、おかげさまで先日無事閉幕しました。と、いうこの文を書くのにグズグズしてるうちに8月になってしまいました。
ご来場くださった皆様、ホントにありがとうございました。ザンネンながらご覧いただけなかった皆様、11月の「DOKONI」でゼヒお会いしたいと思います。

今回のニュースは二つ。宮脇タケシの加入とミノルの足首骨折である。
若くサワヤカなタケシを入れることで、リフレッシュして行こうぜと思った矢先のミノルの骨折で、初めはどうなることかと思ったが、松葉杖をついてなら出られるとわかった。そのため、どのネタでも「新人タケシ」「松葉杖のミノル」を強調していこうという方針が決まり、縛りの出来たことで、いつも以上にネタが出来るのが早かったのである。ホントの怪我の功名であった。
以下、いつものようにネタを振り返って書いてみよう。

「劇団地デジ劇場」は、うっちぃが入り口を作って羽広が仕上げたネタ。特筆すべきは、ボケのうっちぃにツッコミのミノルというコンビ。あれだけ芝居でコンビの役をやってるのに、役割を変えただけであんなにやりにくくなるとはね。その必死さ加減はお客さん以上に我々がオモシロがっていた。なお、俺は初めこのネタには出ない予定だったのだが、地デジカ役で出られてよかったなあ。

「合体人間ゴマカズン」は羽広のネタ。前々から、組体操を使って何かやろうと言ってたのがようやく実現したワケだ。形と動きを作るのに結構時間がかかったなあ。俺はここ休み時間。

「ミスターリカバー人間ドック編」はミノル作。オープニングトークでも言ってたけど、メンズもみんなトシとって、普段から病気の話ばっかりしてるとこから生まれたネタ。最終回かと思わせるエンディングだったが、次はどうなるのかなあ。

そしてその裏バージョンというべき「漢・みのるくんリハビリ編」。最初は退院編として作っていたが、やはりこうした方がよかった。俺はうっちぃに助け起こされるところがあるんだけど、「おのさん汗かいてないじゃないですか」と、ラクしてるのがバレてしまった。

「ショーGEKI空男くん」は、結局誰のネタになるのかなあ。「鉄ちゃん」に比べフシギさが足りないかと思ったが、反響はよかった。しかし辻くんはホントに不機嫌な顔が出来なかったなあ。

「合体人間ゴマカズン」ここでようやく俺出る。ミノル編・修ちゃん編を元に俺が台本書いた。つまり、自分の離婚ネタとか全部自分で触れてるワケで、自虐ネタなのである。一番コダワったのは「だあめだだめだ!」というセリフの言い方かな。

「おのまさし最終回」は元々「おのまさし人生再出発」というタイトルだったのだが、誰かがタイトル間違えて書いたのを見て「これでいいじゃん」となってしまった。羽広が入り口を作って俺が仕上げたネタ。最後の「変身!」というセリフからウザイマンが始まると思ったお客さんもいたそうな。

「バレエ忍法帖」は「バレエプロレス」に続くバレエもの。これも構成には時間がかかった。練習してるうちにだんだん上手になってくるというオモシロくなくなるというところがタチの悪いネタ。

「歌う取調室」は稽古をしながら作ったネタ。そのため選曲が古くなった。初日は上手くいかず結構クヤシイ思いをしたが、二日目からはバッチリであった。多分、お客さんにとっては今回で一番笑いやすかったであろうネタ。三好さん作のオリジナル曲は、こんなコントで使っていいんだろうかと思ったほどのデキだった。

そしてラストは恒例の「男塾ら セーラ」。俺の自虐ネタはここでも続いた。最後の打ち上げ花火というのは、自粛であちこちの花火大会が延期・中止になってることからの思いつきで、こういうのも怪我の功名というのだろうか?
千穐楽のみ、アンコールネタとして「マッチョマジックショー」短縮版をやった。こういうバカバカしいネタが一番メンズらしいのかもしれない。

女子公演についても一言。
やることの決まっているダンパチはともかく、新作公演をやるにあたっては、震災後の時点で「今どんな芝居をやるべきか? 今どんな芝居が求められているか?」ということを考えないワケにはいかなかった。そこで出た結論が「シアワセになる芝居」ということであった。具体的には、登場人物が劇中でシアワセになり、観た人はシアワセな気分になれるということかな。それで「結婚」がテーマとなり、いつも以上にストレートな、わかりやすい、笑いやすいコメディになったはずなのだが・・・・・・
観た人はおわかりと思うが、主役はウェディングプランナーのお姉さま方ではなく、シアワセをつかもうとする男女(というより女たち)の方であるのだが、主役としてシーンを支えるのはナカナカ大変だったようだ。俺も何度か稽古場をのぞいているうちに、いつの間にか「演出補・補」にさせられてしまった(ちなみに演出補は、足を撃たれたヤクザ役で出演しているミノル)行きがかり上、イロイロ口出しはしたのだが、思った以上に手がかかったなあ。単純に、泣いたり、笑ったり、怒ったりという芝居をさせずに変化球ばかり求めてきたせいだろうか。作品としては反響がよかっただけに、もう少しハイレベルなものを見せたかったなあ。

ともあれ、これで今年の夏祭りは終わり。ダンパチは過去最高の動員を記録したようでホッとした。
ネタが早めに出来たこともあり、構成にバラエティをもたせることができたし、一人一人の役割が結構有機的になって、そこにうまくタケシをはめることが出来たのではないかと思う。久々に8人に戻ってのダンパチだったが、いけそうな気がするな。
あらためまして、ご覧下さった皆様、ホントにありがとうございました。新生メンズならびにショーGEKIを、今後もヨロシクお願いします。

ではまた。次はひょっとしたら8月末に。