猛暑猛暑カメよ

2015.8.7

ショーGEKI夏祭り2015が、おかげさまでさる7月26日、全日程を終了しました。
ご覧くださった皆様、お暑い中ホントにありがとうございました。ホントに暑かったですねえ。

今回の夏祭りは、例年の如く2本立てではあるものの、ダンパチは4ステージのみ。そしてダンパチメンバーは(タケシ以外はWキャストではあるが)もう一方の公演「マドモアゼルはプリンスムッシュはプリンセス 桜木邸連続殺人事件」(以下、「マドプリ」)にも出演するという運びとなった。
なぜかといえば、ダンパチが5人になり、かつてほどの集客が見込めなくなったからである(涙)。
もう一つ、今回は外部からのゲストを一人も招かず、劇団員のみで公演をやりたい……ということではなかったかと思う。

では一本ずつ振り返って書いてみよう。まず「ダンパチ13 銀」。
前回が「改」で今回が「銀」。前回からテーマをあらわす漢字一字が入るようになった。ちなみに「銀」とは燻し銀の銀であり平均年齢40オーバーとなったところで、大人のコントをやってみようかというわけだ。
オープニング映像はかつてのダンパチメンバーが一人一人登場し「いつまでもバカはやってられない」「バカはカッコ悪い」と、相変わらずバカを続けるダンパチを否定するというもので、袖 で見てて毎回腹立った。それに続くネタは「牢獄の5人」。バカ復活宣言である。

続いてバカネタ「スタンプマン」3連発。ここまで全然燻し銀をカンジさせないf^_^;)

続く「王将一代」は19年前のパンチョDEポンゴで初演した俺のネタ。ダンパチでは出来ないだろうとしばらくやらずにいて、(かつてのようにすべてのネタに全員が出るのではない)今の形態になって、久々に引っ張り出した。でもこれまではエア将棋だったので、リアルに将棋盤と駒を使ったのは今回が初めて。やっぱりこの方がオモシロイ。お客さんの反響を聞く限りでは、今回の一番人気だったネタ。ミノルと修ちゃんの「受け」の演技があればこそだと思う。

「ナリキリの王子」は、タケシを目立たせるネタがほしいとのことで羽広が作った。研修生たちの協力も得て、なんとかオモシロくなったのでは。

ここでミニライブ。修ちゃんが歌い、ショーGEKIスクールメイツが踊る「僕の心はチラリズムNight!」。もともとはラストのネタ「銀行強盗」で、パンチラを目撃した修ちゃんが喜びのあまり歌いだすというシーンがあって、そのために三好さんに曲を発注し、どうせならレコーディングしようか、で、どうせならCD出そうか、で、どうせならレコ発ライブしようかという運びになったのであった。

ここで高橋君による映像ネタ「壁ドン」。正直言って着替えのためのつなぎだったが、しかしこれが結構笑えた。

「大人の部屋探し」俺は珍しく、ハイテンション封印で臨んだが、ネタのツボはおさえられたのでは。前半はセリフ劇で、後半にセット建て込みが行われる、今までにない展開のネタ。ウチのルークが名前だけ出演。

ここで再び「スタンプマン」。とーると、研修生江口との戦い。江口はかなり存在をアピールできたんじゃないだろうか。

「男塾ら・セーラ」ネタは一本だけ。千穐楽はマドプリメンバー乱入。

「銀行強盗」 これはミノル作。ダンパチ史上最長の25分のネタ。ここで再び「僕の心はチラリズムNight!」が歌われるわけである。

以上がセットリストだが、今回は一つのコンセプトがあって、もはや唯一人の若者であるタケシが、バカをやり続けるおっちゃん達の姿を見て何かをカンジ、成長(?)するという、全体を見るとそういう構成になる……予定だったのだが、そうでもなかったか。ここ数年でのダンパチでは一番オモシロかったと言って下さるお客さんも多く、ヤレヤレであった。

「マドプリ」についても書いとこう。
公演のコンセプトは「大劇場芝居を小劇場でやったらこうなった」ということだったかな。かつてないほどに中味のまったくない、ミステリのパロディを寄せ集め、スタイルだけで作り上げた芝居。だから、こういう感覚がある役者にとっては苦しまずにやれるのだけど、ない人はとっても苦しむタイプの芝居。そしてショーGEKIの若い役者たちには、やはり感覚がないのであった。
ダンパチも抱えてるおっちゃんたちは、たまに稽古場に顔を出してはああでもないこうでもないと口を出すのであった。
反応はどんなものか、おそるおそるというカンジではあったが、フタを開けるとこれが結構な評判で、某演劇サイトのランキングでは3位入りするほどの人気であった。よかったよかった。俺の女装姿は「意外にアリだった」との評判が多くて、これもよかったよかったf^_^;)

かくして、今年の夏祭りはおかげさまで全ステージ満員の盛況と好評のうちに幕を下ろしたのであった。
スタッフのみなさんおつかれさまでした。いつもながらというか、今回はいつも以上のスタッフ愛をカンジました。皆さんあってのショーGEKIです。
そして、ご来場くださった皆様、ホントにありがとうございました。何回か前からか言ってることですが、ショーGEKIは今まだ過渡期にあるのだと思います。力まかせの無茶だけでは芝居が成り立たなくなり、大人らしい見せ方・大人の芝居が徐々に入ってきつつあります。と同時に若い力にはもっとガンバってもらいたいところなのですが、まだまだ力不足、というのが偽らざるところであります。今後とも、温かい目で見ていただきますよう、ヨロシクお願いします。

ではまた。次は大魔王のあとで。